鳴潮スキル強化ガイド:強化項目の優先順位、週ボス素材、素材の配分計画

更新日 2026-09 ゲームバージョン 3.6 読了時間 1 分

配信済みのゲーム(v3.6)に照らして検証済みです。情報源の内容が食い違う場合は、その旨を明記しています。

レベルを上げると、共鳴者の攻撃は強くなります。スキル画面での強化は、共鳴者の働きを高めます。『鳴潮』のすべての共鳴者には、スキル画面に五つの強化可能な項目があります。結晶波長板の供給ペースに合わせて進むレベル上げとは異なり、スキル強化を制限するのは、ゲーム内で最も融通の利かない資源である週ボスのドロップ素材です。報酬を受け取れるのは、津波級ボス全体で週三回まで。この上限は、どれだけ費用をかけても超えられません。できるのは、毎週の素材を誰に渡すか、あらかじめ決めておくことだけです。

このガイドでは、五つの強化項目と、それぞれが戦闘で何を伸ばすのかを解説し、強化素材の三つの入手経路を整理します。さらに、共鳴者一人を最大まで強化するのに必要な週ボスのスキル強化素材26個について説明し、限られた素材の配分を勘任せにしないための優先順位の考え方を紹介します。情報はバージョン3.6(2026-08-20から2026-09-30まで)に基づいています。このページではスキルの仕組みに範囲を絞っています。その土台となるレベル育成については共鳴者のレベル上げガイドを、ビルド完成に必要な装備面については音骸システムガイドを参照してください。

スキル画面の概要

各共鳴者のスキル画面には、通常攻撃、共鳴スキル、共鳴解放、共鳴回路、変奏スキルという五つの強化可能な項目があります。各項目はレベル1から最大10まで上げられ、レベルが高くなるほど必要な素材も増えます。強化には複数のスキル素材を組み合わせて使います。日々周回できる凝素領域の素材、一般の残像が落とす素材、そして最も貴重な、津波級の週ボスが落とす素材です。同じ画面には共鳴チェーンも表示されますが、これは同じキャラクターを重複入手することで強化する、まったく別の仕組みであり、スキル素材は消費しません。重複入手について知りたい場合は、共鳴チェーンガイドを参照してください。

最初に、紛らわしい用語を整理しておきましょう。「共鳴回路」には二つの意味があります。スキルの強化項目としては、キャラクター固有のゲージの仕組みを強化する枝を指します。一方、戦闘中の「共鳴回路」は、そのゲージ自体の名称でもあります。各共鳴者がためて消費し、強化状態、強化攻撃、固有効果などを発動する専用リソースで、通常は一度の出場中に消費します。攻略記事や仲間が「共鳴回路を管理する」と言う場合はゲージのことです。強化画面に共鳴回路と表示されている場合は、ゲージとその見返りを強くする強化項目を指しています。

五つの強化項目は、実際に何を伸ばすのか

強化の優先順位を決めるには、それぞれの枝がどの能力を伸ばすのかを知る必要があります。ゲーム内の戦闘用語に沿って、各項目と戦闘での役割を整理すると、次のようになります。

強化項目 強化する内容 戦闘中に使うタイミング
通常攻撃 通常攻撃と重撃の連続攻撃 出場中のあらゆる場面。ジャスト回避後の追撃である回避反撃も含む
共鳴スキル クールタイム制のアクティブスキル クールタイムが明けていれば、必要なときに発動
共鳴解放 共鳴エネルギーが満タンのときに発動する必殺技 戦闘でエネルギーゲージがたまったとき
共鳴回路 キャラクター固有のゲージと、その消費などで得られる強化効果 出場中にゲージをため、消費するとき
変奏スキル 協奏エネルギーが満タンの状態で、共鳴者が交代登場すると発動するスキル スキル回しの中で、条件を満たして交代登場するたび

この表から分かる仕組み上のポイントは三つあります。これらが、この先のあらゆる優先順位の判断を支えます。

終奏スキルの強化項目はありません。 五つの項目は通常攻撃、共鳴スキル、共鳴解放、共鳴回路、変奏スキルで構成されており、退場する共鳴者の終奏スキルは、強化対象の一覧に含まれていません。終奏のバフは、協奏エネルギーが満タンの状態で交代した際に、登場する側のキャラクターが受け取る効果であり、その効果量をこの画面でレベルアップさせることはできません。つまり、スキル回しの交代支援という側面で、ここから強化できる手段は変奏スキルの項目だけです。

変奏スキルの価値は、条件を満たした交代の頻度に応じて高まります。 協奏エネルギーは、操作中の各共鳴者につき0から100まであり、攻撃、スキル、音骸スキル、回避、パリィでたまります。100で交代すると終奏スキルが発動し、次の共鳴者の変奏スキルにつながります。100を超えたエネルギーは無駄になるため、手順を守ったクイックスワップのスキル回しでは、変奏スキルを絶えず発動します。最適化したプレイでは、三人全員の一巡を十秒未満で回します。きちんと交代するアカウントほど、変奏スキルのレベルが地味に重要になる理由はここにあります。反対に、戦闘中ずっと一人を出し続けるアカウントでは、ほとんど意味がありません。スキル回し自体についてはクイックスワップのスキル回しで説明しています。

通常攻撃は、出場中のダメージの土台です。 戦闘時間の大半を攻撃に使う共鳴者は、一振りごとに通常攻撃レベルの恩恵を受けます。交代登場して一連の技を使い、そのまま退場するための共鳴者は、そうではありません。週ボス素材を投入する価値があるかどうかは、次の問いで最も明快に判断できます。そのキャラクターは一回のスキル回しで、その項目が強化する行動に何秒使っているでしょうか。

素材の三つの入手経路

各項目のレベルアップには、最大三つの入手経路から得る素材が必要です。どの経路がどのレベル帯の制約になるかを把握すると、日々集められる素材と、週単位で配分すべき素材を区別できます。

  1. 凝素領域のドロップ。 凝素領域は、武器素材とスキル強化素材を供給する日替わりのダンジョンです。報酬の受け取りには結晶波長板40を消費し、ゲーム内で最も安い受け取り先です。対象が毎日変わるため、五分ほど使って一週間の予定に合わせた計画を立てる価値があります。どの順序で回るかは、凝素領域ガイドで説明しています。
  2. 一般の敵のドロップ。 突破でも消費する、LF/MF/HF/FFの音核シリーズです。唸り音核、叫び音核などが該当します。高い等級の素材は高レベルの敵から手に入るため、ユニオンレベルに伴って上がる世界レベルであるソラランクが、この経路で最上位素材を集める効率を直接左右します。
  3. 週ボスのスキル強化素材。 最も貴重な素材です。津波級ボスの週間挑戦で手に入るボス固有のドロップであり、調子のよい日に周回を増やして補うことができない唯一の経路です。次の節では、この素材を扱います。

レベルに応じて必要量が増えるため、序盤の強化は少量の凝素領域素材と音核で済みますが、最後のレベル帯では週ボス素材への依存が大きくなります。実際には、すべての項目を中程度のレベルまで上げた共鳴者は、最後の数レベルに手を付けるよりずっと前に、ほぼ完成したような使用感になります。だからこそ、最後のレベル帯で以下の優先順位の考え方を使えるかどうかが、限られた素材を節約できるか、無駄にするかの分かれ目です。

素材26個の配分計画

覚えておきたい数値は、共鳴者一人の五つのスキル系統をすべて最大まで強化するには、週ボスのスキル強化素材が合計26個必要ということです。これは、5項目すべてをレベル10にした完成形について、Wikiで集計されている数値です。ゲーム内の説明文に記載された値ではなく、コミュニティがまとめた合計であり、項目ごとの内訳はキャラクターによって異なります。26を各項目に一律で必要な数と考えないでください。

この数値は、計画を立てる単位として役立ちます。報酬一回当たりのドロップ数には確かな記録がないため、必要な計算の前提を慎重に整理すると、次のようになります。

確認事項 答え 確度
共鳴者一人の全スキルを最大まで強化するための週ボス素材の総数 26 Wikiの集計値。確度は中〜高
一週間の報酬受け取り可能回数(すべての津波級ボスの合計) 3回、共通枠、月曜日にリセット 確度は高い
報酬一回当たりの素材数 ボスによって異なり、確かな記録がない 正確な個数を前提に計画しない

この表から率直に言えるのは、どの共鳴者も、全スキルを最大まで育てるには、仕組み上、何週間もかかるということです。毎週の受け取り枠は共通で三回なので、週ボス素材の供給には一定の上限があり、少しずつしか増えません。必要量26個に対して供給が週三回の報酬であることから、一般的なケースでは、一人の全スキルを最大にするまでに、およそ二か月、毎週欠かさずクリアし続ける必要があります。日々の素材集めでレベル上げを早めることはできても、週ボス素材の段階は短縮できません。したがって、週三回の報酬をどの共鳴者に渡すかという判断は、二か月分の投資を毎週少しずつ実行していく選択でもあります。

週ボス素材の供給:3回の受け取り枠の仕組み

供給側の仕組みは、このゲームでも特に直感的に分かりにくいため、独立した節で整理しておきます。

  • 週間挑戦の相手は津波級ボスです。怒涛級より上に位置する、敵の最上位分類です。
  • 報酬を受け取れるのは、すべての週ボスを合わせて週3回までです。一週間に異なる津波級ボスを四体倒しても、四回受け取れるわけではありません。三回分をどこに使うか選びます。
  • 上限は月曜日にリセットされ、持ち越せません。使わなかった回数は、そのまま失われます。
  • 現在の津波級ボスはおよそ十体で、無妄者(挑戦名:「無冠者の像・心臓部」)、鳴鐘の亀(「Bell-Borne Resonance」)、スカー(「無秩序な辺境・余燼」)、「角」、嘆きのドレイク(「Fallen Gravity」)、Fellmuir Wing Evolvedに、その後の追加ボスが加わっています。
  • スキル強化素材のほか、週間クリアではユニオンEXP(一体討伐につき約450)、ボス固有のスキル育成・スキル強化素材、制式武器素材、音骸EXPが手に入り、ボスの音骸を入手できる可能性もあります。
  • 報酬の受け取りには結晶波長板を消費します。コミュニティの情報源では一貫して、週ボス報酬の消費量は怒涛級ボスと同じ60とされています。ただし、調査資料では週ボスの正確な数値は未確認扱いです。通常のボス報酬一回分の費用として予算を確保してください。

受け取り枠が共通なので、毎週の判断には二つの段階があります。どのボスを倒すかは、育成中のキャラクターが必要とする、ボス固有のスキル強化素材で決まります。どの共鳴者を育てるかは、以下の優先順位の考え方で決まります。月曜日に両方を決める習慣を付けると役立ちます。リセットは準備ができるまで待ってくれません。一週間使わずに放置した受け取り枠は、このゲームで後から一切取り戻せない資源です。ボスごとの詳細は週ボスガイドで説明しています。

優先順位の決め方:各項目について考える三つの問い

週ボス素材を入手したら、強化候補の各項目について、次の三つの問いを順番に確認しましょう。

問い1:このキャラクターの役割にとって、この項目は重要か。 その項目が強化する行動に、何秒使うかを考えます。出場して戦うアタッカーは通常攻撃から継続的に恩恵を得ます。瞬間火力型のキャラクターは一巡に一回共鳴解放を使い、その比重に応じた恩恵を得ます。交代型のサポーターにとっては、変奏スキルが仕事の中心です。一戦で一度しかしない行動を強化する項目は、戦闘中ずっと行う行動を強化する項目より、常に優先度が下がります。

問い2:そのレベルアップは、意味のある到達点か、わずかな積み増しか。 必要量はレベル10に近づくほど増えます。実用的なのは、日々の素材で大部分を賄える中程度のレベルまで各項目を並行して上げ、その後は最も価値の高い一項目の最後のレベル帯に、週ボス素材を集中する方法です。五つの項目をあちらで一レベル、こちらで一レベルと分散して上げると、進んでいる気にはなっても、何も完成しません。

問い3:このキャラクターは、二か月後もチームにいるか。 素材26個は何週間にもわたる投資なので、入れ替える予定のキャラクターに限られた週ボス素材を使うことは、この仕組みで最もよくある後悔の原因です。控え候補の育成は凝素領域素材と音核だけで進め、週ボス素材は定位置のあるキャラクターに回しましょう。無課金アカウントで誰がその枠を担うかについては、無課金向け共鳴者の育成優先度で考え方を説明しています。

役割別の強化優先順位

チームに必要な三つの役割に、この考え方を当てはめてみましょう。役割の分類自体は、チーム編成の基本で説明しています。

メインアタッカー(最も出場時間が長い役割)。

  1. 通常攻撃。一回ごとのスキル回しで常に使い、一振りごとの攻撃と、回避反撃による追撃を強化します。
  2. 共鳴スキルまたは共鳴解放。そのキャラクターのダメージ構成で比重が大きいほうです。クールタイムごとにスキルを使うアタッカーなら共鳴スキル、必殺技中心のアタッカーなら共鳴解放を先に上げます。
  3. 共鳴回路。ゲージから得られる強化効果は、そのキャラクターらしさを決めることが多いものの、一定の周期で発動します。常に使う基礎部分の後に上げましょう。
  4. 変奏スキル。クイックスワップ編成では、メインアタッカーも一巡ごとに交代するため、これも強化する価値があります。

サブアタッカー/交代時のダメージ役。

  1. 共鳴スキルと共鳴解放。交代登場して繰り出す、一連の攻撃の中心です。
  2. 変奏スキル。交代によって出場するため、変奏スキルが攻撃の第一手になります。
  3. 素材に余裕があれば共鳴回路。
  4. 通常攻撃は最後。実際に通常攻撃を振る時間が、最も短い役割だからです。

回復・耐久支援/火力増幅サポーター。

  1. 変奏スキル。登場時に役割を果たすサポーターにとっては、その仕事全体につながる強化項目です。
  2. 共鳴スキル/共鳴解放。チームを守る効果や、味方を強化する効果が含まれているほうを上げます。
  3. サポート効果の発動条件に関わるなら共鳴回路。
  4. 通常攻撃は最後で、実際には省略しても構いません。この役割では、一振りのダメージよりもキャラクターレベルのほうが重要です。共鳴者のレベル上げガイドも参照してください。

役割別に考える利点に注目してください。同じ共鳴者を所持していても、二つのアカウントでは違う役割に置くことができます。正しい強化順は、キャラクターそのものだけでなく、任せる役割によって変わります。各項目が強化するのは行動です。まず、どの行動をさせるのかを見極めましょう。

必要量の増加とレベル10の壁

各項目の必要量は、レベルとともに増えます。レベル別の表は、数値にばらつきがあり、調査資料にも確かな記録がないため掲載しません。ただし、その増え方から、実用上の影響を三つ読み取れます。

  1. レベル1–5は、凝素領域の素材で賄います。 序盤は、主に日々の入手経路を使います。新しい共鳴者の五つの項目をすべて序盤のレベルまで進めるのは、週末に凝素領域の報酬を受け取れば済む作業であり、戦略上の大きな決断ではありません。
  2. レベル6–10は、週ボス素材への依存が大きくなります。 素材26個の予算が集中するのは、各項目の上位レベルです。「スキルを最大まで育てた」が、単に「スキルを上げた」とは違う、意味のある到達点になる理由です。最後の40%のレベルに、限られた素材の大半を使います。
  3. 五つの項目をすべてレベル10にするのは、必須条件ではなく、余裕があるときの仕上げです。 コンテンツ攻略で先に問題になるのは、キャラクターのレベルや装備です。サポーターの通常攻撃がスキルレベル8か10かという違いが問われるのは、ずっと後のことです。メインアタッカーと、定位置のある一人か二人のサポーターに完成を集中させ、ほかのキャラクターは実際の行動に見合うレベルで止めましょう。

ほかの育成要素との足並みについても補足します。スキルレベルはキャラクターの行動の倍率を高め、キャラクターレベルは基礎ステータスを上げます。音骸は、そのスキル倍率を掛ける対象となるステータスを供給します。詳しくは音骸システムガイドデータドックガイドを参照してください。レベル上限が40のままで、音骸の組み合わせも合っていないキャラクターのスキルを最大にしても、倍率を掛ける土台がないのに倍率だけを買ったことになります。最も少ない負担で大きく伸ばすには、この三つの育成段階を、互いに一段階程度の差に収めることが大切です。

四週間の育成計画を二つ紹介

計画A:育成の進んだアカウントに、新しい星5メインアタッカーが加わる場合。 第1週は、凝素領域の日替わり対象を確認し、必要なスキル素材の日を回ります。五つの項目をすべて中程度のレベルにし、週三回の報酬はメインアタッカーに必要なボスに使います。第2–3週も、同じボスから週間報酬を受け取り続けます。ドロップ素材を通常攻撃と主力ダメージを担う項目に集中し、最後のレベル帯を目指します。第4週には優先度の高い二項目を10まで仕上げ、残りは7–8で止め、翌月の週ボス素材をサポーターに回します。経過時間は一か月。ほぼ最大まで育ったキャラクターが一人でき、サポーターの育成待ちも長引かせずに済みます。

計画B:始めたばかりのアカウントで、メインアタッカー一人とサポーター一人を育てる場合。 第1–2週は、上の計画と同じく、すべてをメインアタッカーに投入します。サポーターの項目は、凝素領域の素材で賄える序盤のレベルに留めます。第3–4週は週三回の報酬を分け、二回をメインアタッカーの仕上げに、一回をサポーターの変奏スキルに使います。分けると両方の進みが遅く感じられますが、その感覚は正しいものです。新しいアカウントが週ごとの上限を実感するように設計されているからです。この制約を踏まえて育成したアカウントは、二か月目の終わりに、中途半端な二人ではなく、完成したメインアタッカー一人と、役割を果たせるサポーター一人を持てます。

この二つの計画の違いに、ガイド全体の要点が詰まっています。週ボス素材は予算であり、予算で考えるべきことは配分です。そして配分の問題は、月曜日のリセットで三回の受け取り枠だけが戻ってきて計画がない状態になる前に、優先順位を決めることで解決できます。

素材を投入する前にスキル画面を読む

スキル画面は、このゲームでキャラクターを事前に見極めるための最良の手段でもあります。しかし、多くのプレイヤーが読むのは、すでに育成を決めた後です。通常攻撃、共鳴スキル、共鳴解放、共鳴回路、変奏スキルという五つの項目は、そのキャラクターが何をするのかを文字通り示しています。そのため、素材を一つも使う前に、画面の構成から想定される使い方を読み取れます。

  1. 最初に共鳴回路の説明を確認します。 キャラクター固有のゲージと、その見返りを説明する部分であり、戦闘の仕組みの個性が表れます。ゲージをためる、維持する、一度の出場中に使い切るなど、何をすることで恩恵が得られるのかが、そのキャラクターで戦闘中に目指すべき行動です。
  2. チームに作用する効果を探します。 性能の価値が変奏スキルや、退場後も残る効果を通じて発揮されるなら、交代を軸に使うキャラクターです。そう分かれば、役割別の節に示した強化優先順位も、おのずと決まります。
  3. 各行動に使う秒数を見積もります。 通常攻撃の連続攻撃に数値が集中した性能なら、出場時間を必要とします。共鳴スキルと共鳴解放に集中しているなら、短時間で強い技をまとめて使う出場が向いています。メインアタッカー、サブアタッカー、回復・耐久支援、火力増幅のどこに置くかを決める際、スキル画面が第一の判断材料になります。
  4. その後で初めて、素材の配分を決めます。 定位置が決まったキャラクターには週ボス素材を使います。評価中のキャラクターは、その枠にふさわしいと分かるまで、凝素領域の素材で賄えるレベルに留めます。

この見極めには費用がかかりません。そして、この仕組みで最も高くつく失敗、つまり上位レベルの費用を払ってから本当の役割に気付く事態を防げます。将来の育成にも役立ちます。新しい共鳴者は毎回、まだ読んでいないスキル画面とともに加わり、バージョン更新のペースを考えれば、年に何度もこの判断をすることになるからです。

バージョン更新とスキル育成

週ボスの顔ぶれは固定ではなく、その変化はスキル素材の配分にも波及します。津波級ボスは運営期間を通じて増えてきました。無妄者、鳴鐘の亀、スカー、「角」、Fellmuir Wing Evolvedが既存の顔ぶれで、後の追加によって全体はおよそ十体になっています。そして、新しい週ボスは通常、その素材を使う新しい共鳴者と同じ時期に登場します。更新に合わせて計画するうえで、押さえておきたい点は三つです。

  1. 新しい週ボスには需要が集中します。 そのバージョンの新キャラクターが新ボスの素材を必要とする場合、そうしたキャラクターの育成はすべて、同じ週三回の報酬枠を使います。上限は何も変わらず、育成待ちの列だけが長くなります。
  2. 古いボスの素材を使うキャラクターは、仕上げやすくなります。 需要の波が過ぎた後、育成の進んだアカウントで以前の共鳴者の素材26個を集め切る場合は、同じ週三回の枠を奪い合う相手が減っています。「前のバージョンのキャラクターを完成させる」が、更新の合間に取り組める、負担の少ない定番の育成になる理由です。
  3. 週間報酬はユニオンEXPの供給源でもあります。 一体討伐につき約450のユニオンEXPが手に入るため、週三回のクリアは、ほかの要素を解放するアカウント全体の成長にもつながります。ユニオンレベルによる解放条件や、ユニオンレベル20/40/60で発生するソラランク突破任務などです。「時間を節約する」ために週ボスを省くと、キャラクターの突破上限を支えるアカウント側の育成が滞ります。この関係を逆の側から説明しているのが、共鳴者のレベル上げガイドです。

三つを合わせると、順調に育成するアカウントの月ごとの配分が見えてきます。新バージョンの素材は新しいメインアタッカーへ、旧バージョンの素材は定位置のあるキャラクターのうち、完成に最も近い一人へ回します。そして毎週月曜日に戻る三回の受け取り枠は、リセットで消える前に使い切ります。スキル育成のほかの部分には時間による制限がないこの仕組みで、未使用の週間報酬枠は、何もしないことで失い得る『鳴潮』唯一の資源だからです。

何か月分もの週間報酬を無駄にする失敗

  1. 週ボス素材を五つの項目に均等に分ける。 少しずつ分散して上げても、何も完成しません。集中して使いましょう。
  2. 通常攻撃をしないキャラクターの通常攻撃を最大にする。 画面上の並び順ではなく、その行動に使う秒数に合わせて強化項目を選びましょう。
  3. 控えのキャラクターの上位レベルに投資する。 週ボス素材は、定位置のあるキャラクターのためのものです。
  4. 育成を休む週に、週ボスまで省く。 受け取り枠は月曜日にリセットされ、消えてしまいます。今は不要な素材でも、取り逃すよりは有益です。また、一体討伐につき約450のユニオンEXPは、あらゆる要素の解放条件となるアカウント全体の成長を支えます。
  5. キャラクターのレベル上限を引き上げる前に、スキルだけを強化する。 基礎ステータスが伴わない倍率では、十分な性能を発揮できません。各育成要素の段階をそろえましょう。
  6. 変奏スキルの強化項目を忘れる。 スキル回しの交代支援側で強化できる唯一の手段です。正しく交代するアカウントでは、一戦で何十回も発動します。
  7. 共鳴回路を、個性を添えるだけの要素として扱う。 キャラクター固有のゲージと、その見返りを強化する項目です。通常は性能の仕組みを決める中心部分であり、飾りではありません。
  8. 二つの共鳴回路を混同する。 戦闘中のゲージと、スキル画面の強化項目は同じ名前です。強化するのが項目、消費するのがゲージです。
  9. 突破が止まっている共鳴者に、週ボスのドロップを使う。 低いレベル上限で止まっているキャラクターは、全スキルを最大にしても、その価値を十分に引き出せません。
  10. 月曜日までに、必要な素材を落とすボスを確認しない。 スキル強化素材はボスごとに異なります。日曜日の夜に食い違いに気付けば、一週間を失います。

一画面で確認できるチェックリスト

毎週月曜日のリセット前に、次を確認しましょう。

  1. 今週の週ボス素材を使うのは、どの共鳴者か。(主対象を一人、副対象は多くても一人。)
  2. その素材を落とすのはどのボスで、今週のプレイ予定に入っているか。
  3. レベル10に向けて集中的に上げるのは、どの一項目か。
  4. ほかの全員は、凝素領域の素材で賄えるレベルまで育っているか。日々の素材で済むレベルに、週ボス素材を使うことになっていないか。
  5. レベル上限に到達しそうな共鳴者はいるか。いる場合、新しい育成段階を生かせるよう、優先項目をすでに整えているか。

『鳴潮』のスキル強化は、資源の制約が最も厳しく、計画を守る姿勢が最も報われる仕組みです。レベルと音骸は労力に応え、スキル画面での育成は判断力に応えます。五つの項目、それぞれ十レベル、配分すべき素材二十六個、週三回の報酬。頭の中で把握できるほど小さな数字ですが、計画的に使うアカウントと、手に入るたびにその場で使うアカウントの差は、一回のバージョン更新の間にも目に見える形で表れます。